旅する情報系大学院生

旅と留学とプログラミング

船井奨学金の第八回留学報告書を書きました

ここ半年の近況報告です。https://admin.funaifoundation.jp/upload/funai/user/uns68yipl7eb.pdf

船井奨学金の第七回留学報告書を書きました

ここ半年の近況報告です。最近ブログ全然更新出来てないですね...。社会に対する不満が足りていない気がする。https://admin.funaifoundation.jp/upload/funai/user/r2lbwzc95syd.pdf

船井奨学金の第六回留学報告書を書きました

ここ半年の近況報告です。https://admin.funaifoundation.jp/upload/funai/user/nkwxjep2to1f.pdf

なぜ炎上がどうでもいいか

私はツイッターでフォロワーが28.7Kおり*1、まれによく物議を醸す政治的なツイートをするので、半年に一回くらいのペースで炎上している。日本人の友人に会うとたまに「炎上してるけど大丈夫...?」と心配されるが、もう慣れているので何も感じないというと…

25歳まとめと26歳の抱負

25歳は目に見える成果が沢山出て、パンデミックが終わったこともありアメリカ生活に完全に慣れてきたと思える一年だった。次の一年も順調に成果を出していきたい。 25歳まとめ 2020年にMITに入学して以降、メインのプロジェクトとしてずっとExoという言語の…

船井奨学金の第五回報告書を書きました

ここ半年の近況報告です。https://www.funaifoundation.jp/scholarship/202207ikarashiyuka.pdf

なぜ男子進学校は女子学生から教育の機会を奪っているのか

まずはデータを見てほしい。 NHK首都圏ナビの記事*1より引用これは都立高校の男女別の合格基準を模試の結果からまとめたものである。元記事にも書いてある通り、多くの都立高校で女子学生の合格基準が男子学生より高くなっている。同じ高校の同じ試験を受験…

2021年の振り返りと新年の抱負

お久しぶりです。ブログの更新がすっかり滞ってしまいました。今回の記事では、最近大いにサボっていた近況報告と、2022年に向けての意気込み的なものを書きました。 シアトルから友達が遊びに来てくれて、一緒にNYに行った時に撮ったセントラルパークの写真…

船井奨学金の第四回報告書を書きました

ここ半年の近況報告ですhttps://www.funaifoundation.jp/scholarship/202112ikarashiyuka.pdf

船井奨学金の第3回留学報告書を書きました

ここ半年の近況報告です。https://www.funaifoundation.jp/scholarship/202107ikarashiyuka.pdf

東大新聞に寄稿しました

www.todaishimbun.org留学してからここ一年の振り返りと、コロナ禍で学校に行けない中考えたことなどを寄稿しました。

オンライン大学院に飽き飽きしている話

去年の8月に渡米してから早一年弱が経ちました。ブログもほぼ一年ぶりの更新となってしまいました。なかなか記事を書く気が起こらなかった理由は、授業も研究もずっとオンラインで大学に行けず、全くMITの学生として経験を積めていると思えず、また特筆して…

船井奨学金の第一回留学報告書を書きました

2020年12月に船井奨学金の留学報告書に渡米してからの近況報告を書きました。https://funaifoundation.jp/scholarship/202012ikarashiyuka.pdf

東京大学学位授与式のパンフレットに寄稿しました

2021年度の東京大学卒業式のパンフレット「卒業生からのメッセージ」枠に寄稿させて頂きました。原本が手元に無いのですが、Hayano SumitoさんがTwitterに載せていらっしゃったパンフレットの画像がこちらになります。東京大学の卒業式パンフレットにて僭越…

朝日中高生新聞に寄稿しました

だいぶ前の話になりますが、2021年3月28日の朝日中高生新聞の「異能日記」に寄稿させて頂きました。 https://masason-foundation.org/2021/03/31/29084/ よりSNSを通して他人の人生を垣間見れることは自分の世界を広げることに役立つ一方、とても若い時から…

【日本 vs アメリカの博士課程】メリット・デメリット

この記事では日本とアメリカの博士課程の一般的な特徴を比較し、それぞれの客観的なメリット・デメリットをお伝えしたいと思います*1。選択肢の多さ博士課程の進学先を検討する際、最も重要なのが指導教員との研究・性格面での相性です。当然、国内の大学院…

前期教養クラスの女子学生をひとつの(または少数の)クラスにまとめる案について

先日、「前期教養クラスの女子学生をひとつの(または少数の)クラスにまとめるべき」という趣旨のツイートをしました。反響は大きかったですが、同時に東大のクラス分けや語学選択等の背景を知らない人からの的はずれな指摘も目立ちました。私は理科一類か…

アメリカ大学院留学 - TOEFLとGREの点数推移編

英語学習についての質問を多く頂くので、この記事ではTOEFLとGREの点数の推移と行った対策について書きます。TOEFL Test Date Total Reading Listening Speaking Writing 2019/03/09 105 29 29 23 24 2019/05/19 102 29 26 23 24 点数の有効期限が切れてしま…

3月の大学院訪問(とコロナによる途中帰国)

アメリカの大学院は合格するとVisit dayやOpen houseと呼ばれるオープンキャンパスのようなイベントに招待されます。旅費も部分的に負担してもらえ、どの大学院のオファーを受けるかを決める前に直接学生や教授と話すことが出来る貴重なイベントです。 期間…

アメリカ博士課程留学 − 結果&スコア公開編

今後、海外の大学院への出願を考える方々にとって最も有益な情報となりえるのは、「どのくらいのスコアで、どのくらいの学校に合格した」という実例だと思います。この記事では私が2019年の12月に出願した際の実績や点数を公開し、そのようなサンプルを提供…

アメリカ博士課程留学 - FAQ

この記事では、DMや質問箱でよく聞かれる質問にまとめて答えたいと思います。高校生からの質問 自分は高校生で情報系の学科を目指しているのですが、学部から留学するのと一旦日本の大学を出てから大学院で留学するのはどちらが良いと思いますか? 留学をす…

「若き数学者のアメリカ」

数年前まで、「若き数学者のアメリカ」というブログがありました*1。東大受験を控えた高校三年生だった私は、受験勉強から現実逃避するために色々なブログを読み漁っていましたが、そのうちの一つが「若き数学者のアメリカ」でした。「若き数学者のアメリカ…

学部生向け海外インターンまとめ

先日、留学を目指していると相談に来てくれた学部1年生の方と話していた時、研究実績のブートストラップ問題に気が付きました。つまり、研究実績を出さないと研究インターンは難しいが、研究実績を出すためにはどこかの研究室に受け入れて貰わないといけない…

アメリカ博士課程留学 − 立志編

はじめまして、00_です。私は現在東京大学の学部4年生で、2020/2/13現在、10校出願したコンピューターサイエンスの博士課程プログラムのうち8校(MIT, Stanford, CMU, UW, Harvard, Brown, Princeton, UMD)から合格を頂いており、第一志望のMITに進学する予定…

旅をする理由

私は旅が好きで、今までで33カ国を旅しました。今回は行った国々の感想ではなく*1、なぜ旅をするかというモチベーションの話をしたいと思います。私には常に、好きなものを一つに決められないという悩みがあります。若い頃は気が狂ったようにしていた読書、…

ヨーロッパで学んだワーク趣味バランス

ヨーロッパで生活する前までの私は完全に進捗以外眼中に無いタイプでした。東大は競争の激しい環境で、特に理系で理学部だと朝から晩まで勉強しているのが美徳でそれ以外の活動をするのは時間の無駄というような雰囲気があり、「お前が休んでいる間に他の人…

ロシア語独学まとめ

ロシア語学習にハマって以来半年間ネット上に上がっている素材だけで独学を続けてきましたが、先週から文学部共通講義のロシア語中級という授業に行っており(学費を払えば)タダで90分間ロシア人の先生からロシア語を学べるなんて大学はなんて最高なんだ...と…

CERNでの仕事と生活

日本を離れる日、成田空港の国際線ターミナルでCPU実験の記事を投稿してからあっという間に7ヶ月が経ちました。日本人の知り合いが一人もいない状態でジュネーブに単身移住しアゼルバイジャン人とシェアハウスしながらヨーロッパ人しかいないCERNのソフトウ…

CERN語

最近CERNにいる期間が残り少ないことに気付いてメランコリーな気分になったので忘れないように思ったことを纏めます。CERN語についてCERNでの公用語は英語とフランス語。オフィシャルなメールなどは英語+フランス語で送られてくるがたまにフランス語だけなこ…

ウクライナが好き

9/28から10/2までウクライナに旅行に行っていて、結論から言うと感情の塊になったので感情を整理するためにブログを書きます。背景現在同じ机に座っているウクライナ人Oちゃんと、5月までオフィスにいたウクライナ人V君の影響でCERNに来てからロシアンラップ…