旅する情報系大学院生

旅と留学とプログラミング

セキュキャン五日目

ついに最終日になりました。
私はこの文章を、家に帰って片づけをしてすぐに書きはじめているのですが、やはり文章にすることで振り返ることができますね。
五日間、一歩もクロスウェーブ幕張の外の世界に出ない生活でしたが、それとは矛盾するようにたくさんの世界を垣間見ることができました。
キャンプに行く前は本当に鬱病だったし、二日目のCTFでもかなり鬱病になりましたが、三日目あたりからは楽しいことしかなかったです。
行けてよかったです。もし行けるならもう一度行きたいです。

そもそも私がキャンプに期待していたことは、セキュリティに限らず幅広い分野の専門家が集まる一大イベントであるからして、情報系で好きな分野の定まらない自分に何らかの方向性を与えてくれることでした。電子回路も楽しいし、ラズパイも使うし、リバーシングもちょっとだけやって、Webもやらなきゃって気持ちで、競プロもちょっとだけやってて、機械学習にも興味あるよ、みたいな自分にほかの分野より好きと言える分野ができたらいいなとずっと思っていました。
キャンプの講師はそれぞれの分野で第一人者と呼ばれる方が来るはずで、そういう人たちの話を聞いてなお自分が他の分野よりこの分野が好きだよ、みたいなのができたら今後ぶれることも無いんじゃないかなと思っていました。逆に、講師の話を聞いてもどうしてもうーーんって思う分野があったら、きっとそれは向いていないってことなのかなぁと思いました。

結論として、高レイヤーに興味が沸きました。
自分はどちらかというと新しいもの好きなんだろうなぁと思ったことと、きぬがわさんに「バグハンター女子いないから、やったらめっちゃかっこいいよ!」的なことを言われたことがきっかけだと思います。ちなみに私は単純です。
いや…バグハンター系女子、草薙素子みたいでめちゃくちゃかっこよくないですか…??
Bounty制度もあるらしく、なんとなくお金になりそうな空気を感じたっていうのもあります。
興味が沸いている状態が、いつまで続くでしょうかね。続いてくれると嬉しいです。

明後日から35日間南米に旅行に行くのですが、旅のお供に圏論の基礎を持っていくので数学にハマって帰ってきたりするかも。
どちらにせよパソコンは重すぎるので持っていかないので、帰国するまでは暇な時にスマホでxss challengeしたりするだけになりそうです。
セキュキャンの後のモチベが高い時期に南米に行くのが、吉と出るか凶と出るか…。


くだらない話はやめて、ここから最終日の一日を報告します。


朝ご飯の写真撮り忘れました!!

グループワークの発表をしました。
我々のグループの発表内容はこんな感じ。セキュキャン公式アカウントです。

まあタイトル見てだいたい内容は分かると思いますが、ラ!なんとかの絵を使っていますのでスライドを上げるのはやめておきます。削除したら面白くもなんともないし。

12グループ分聞くのは、寝不足にはなかなかきつかったっす。


お昼ご飯を食べました。おいしかったです!
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昼食後、成果報告会というものをしました。
具体的には、それぞれのトラックのちょっとした紹介みたいな感じでした。
私は三村さんの.NETの解析の講義の時に早口でしゃべるオタクになりました。面白かったです。


正確な順序は覚えていないのですが、次に、グループワークの投票結果発表がありました。
講師陣がいいと思ったグループに投票する仕組みです。
私たちのグループは、あんなにふざけたにも関わらず、「ナイスファイト賞」という三位?みたいな位置づけの賞を頂きました。ありがとうございます。
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次に、いろんな人が挨拶していました。
お金とやりたいこととできることが揃うと天職っていう話と、みんなが何かしらで悔しいと思っているらしいことが印象に残りました。

ちなみにこれが、トラフィックみたいです。すごいですね。
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卒業式的なことをやって、一人一人に卒業証書が手渡され、10秒以内で何か言う時間が与えられました。

おみやげをもらいました。おしゃれ。
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最後にみんなで写真を撮って解散しました。



思い返すと一瞬でした。濃い五日間でした。
参加できてよかったです。