旅する情報系大学院生

旅と留学とプログラミング

【日本 vs アメリカの博士課程】メリット・デメリット

この記事では日本とアメリカの博士課程の一般的な特徴を比較し、それぞれの客観的なメリット・デメリットをお伝えしたいと思います*1。選択肢の多さ博士課程の進学先を検討する際、最も重要なのが指導教員との研究・性格面での相性です。当然、国内の大学院…

前期教養クラスの女子学生をひとつの(または少数の)クラスにまとめる案について

先日、「前期教養クラスの女子学生をひとつの(または少数の)クラスにまとめるべき」という趣旨のツイートをしました。反響は大きかったですが、同時に東大のクラス分けや語学選択等の背景を知らない人からの的はずれな指摘も目立ちました。私は理科一類か…

アメリカ大学院留学 - TOEFLとGREの点数推移編

英語学習についての質問を多く頂くので、この記事ではTOEFLとGREの点数の推移と行った対策について書きます。TOEFL Test Date Total Reading Listening Speaking Writing 2019/03/09 105 29 29 23 24 2019/05/19 102 29 26 23 24 点数の有効期限が切れてしま…

3月の大学院訪問(とコロナによる途中帰国)

アメリカの大学院は合格するとVisit dayやOpen houseと呼ばれるオープンキャンパスのようなイベントに招待されます。旅費も部分的に負担してもらえ、どの大学院のオファーを受けるかを決める前に直接学生や教授と話すことが出来る貴重なイベントです。 期間…

アメリカ博士課程留学 − 結果&スコア公開編

今後、海外の大学院への出願を考える方々にとって最も有益な情報となりえるのは、「どのくらいのスコアで、どのくらいの学校に合格した」という実例だと思います。この記事では私が2019年の12月に出願した際の実績や点数を公開し、そのようなサンプルを提供…

アメリカ博士課程留学 - FAQ

この記事では、DMや質問箱でよく聞かれる質問にまとめて答えたいと思います。高校生からの質問 自分は高校生で情報系の学科を目指しているのですが、学部から留学するのと一旦日本の大学を出てから大学院で留学するのはどちらが良いと思いますか? 留学をす…

「若き数学者のアメリカ」

数年前まで、「若き数学者のアメリカ」というブログがありました*1。東大受験を控えた高校三年生だった私は、受験勉強から現実逃避するために色々なブログを読み漁っていましたが、そのうちの一つが「若き数学者のアメリカ」でした。「若き数学者のアメリカ…

学部生向け海外インターンまとめ

先日、留学を目指していると相談に来てくれた学部1年生の方と話していた時、研究実績のブートストラップ問題に気が付きました。つまり、研究実績を出さないと研究インターンは難しいが、研究実績を出すためにはどこかの研究室に受け入れて貰わないといけない…

アメリカ博士課程留学 − 立志編

はじめまして、00_です。私は現在東京大学の学部4年生で、2020/2/13現在、10校出願したコンピューターサイエンスの博士課程プログラムのうち8校(MIT, Stanford, CMU, UW, Harvard, Brown, Princeton, UMD)から合格を頂いており、第一志望のMITに進学する予定…

旅をする理由

私は旅が好きで、今までで33カ国を旅しました。今回は行った国々の感想ではなく*1、なぜ旅をするかというモチベーションの話をしたいと思います。私には常に、好きなものを一つに決められないという悩みがあります。若い頃は気が狂ったようにしていた読書、…